もう一度同じ会社を希望する人は「28%」だけ!会社選びで重要なのは「会社の雰囲気・人間関係」

社員として働く「20代〜40代の男女200人」へ「もし過去に戻れるなら、もう一度今の会社へ入社希望しますか?」といった質問をしてみました。この質問は「仕事・会社・待遇」の満足度を調査することを目的に実施しました。

また、“会社選びでの重要な要素”や”現在の会社への満足度”についても調査していますので、その結果を共有します。

特に就職活動中の方は、”会社選びで重視すべき項目“について目を通すことをお勧めします。多くの有益な意見が集まっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

アンケート内容
  • 過去に戻れるとしたら、もう一度今の会社に入社希望しますか?
  • 学生時代に会社選びで「1番目」に重要視していたと思うもの
  • 学生時代に会社選びで「2番目」に重要視していたと思うもの
  • 実際に働いてみて、重要だと思うことはどれ
  • 今の仕事の総合的な満足度を教えてください
  • 転職の可能性について教えてください

■調査方法:インターネットのクラウドサービスによる選択式および記述式
■対象者:200人
■調査時期:2022年12月24日~25日
■有効回答数:200
■調査期間:自社調査

アンケート回答者の年代

アンケート回答者の性別

20代〜40代の社員として働く男女200人にご協力いただきました。

過去に戻れるとしたら、もう一度今の会社に入社希望しますか?

  • はい・・・28%
  • いいえ・・・72%

今の会社への再入社を希望する人は28%にとどまり、多くの人が異なる企業への入社を望んでいることが明らかになりました。この結果は、現在の職場に対する不満や、別の仕事への関心が高いことが理由なのかもしれません。

しかし、実際のところ同じ会社への回帰を望まない理由は多岐にわたり、単純な不満だけではなく、キャリアアップや新しい環境への挑戦といったポジティブな動機も含まれる可能性があります。

それぞれ回答の意見を紹介します。

もう一度今の会社を希望するか?→「はい」と回答した人の意見

働きやすかったから
最高に働きやすい職場だから
好きな仕事内容で、人間関係も良好なため。
現在3社目ですが、これまでの会社で最も残業が少なく、最も仕事が自分に合っていると思うからです。
会社の雰囲気も良く、年収レンジも比較的一般的なため。 
楽しいし給料も良いから。
今の会社で働けること=夢を叶えたと感じるくらい、やり甲斐があり毎日充実して楽しく仕事をしています。福利厚生も充実しており、会社が社員のことを大事に思ってくれているという風に日常的に感じることができます。
福利厚生も給与もいいので
現状に満足しているので選びました。
本来の学歴では入れるような会社ではないから
とても仕事内容が充実しているので
自分に合っているから
自分のペースで仕事が進められ、比較的給料も高いので。
人間的に尊敬する上司に出会えたからです。
今の仕事が好きだから
人間関係が良好で働きやすいから
環境が良いのと、福利厚生にも満足しているから。
人材を大事にしてくれるから
やりがいがある
福利厚生が充実しており、しっかり働いてしっかり遊ぶメリハリのある企業だからです。
なんだかんだで、今の会社で仕事することに愛着がある。
人間関係は比較的良好で妻とも会社で出会ったので。
給料とワークライフバランスが見合っているから。
仕事内容、人間関係共に満足しているからです。好きな仕事内容ではありませんが嫌いなわけでもなくストレスなく自分にできる業務内容なので天職かなと思っております。人間関係も良好なので今の会社がいいです。
今のところに満足しているから
人間関係も特に悪くなく仕事内容も自分的には合っているし給料も、そこそこ良く満足しています。
今の会社がとても恵まれていると感じているからです。今まで転職したことはないですが、ここが転職かと思っています。
自分に合った仕事内容、長い間働き続けられているから
企業の方針がしっかりしており、将来性に期待できたから。様々な分野に取り組んでおり、色々な事にチャレンジできると思ったから
上司は無能でストレスでしかないが、サポートしてくれる周りの先輩がみな良い人ばかりだから
現在の会社は社労士事務所で資格取得に向けての勉強はもちろん社労士として生き残るための心得を勉強させてくれます。もっと早いうちに入社したかったくらいです。
現在小売店で働いているのですが、入社前からよく通っているお店で期待値が高い分、小売業での勤務は初めてだったので不安でしたが、実際に入社してみて自分の好きな仕事や自分の好きな環境で働くことができ、期待値よりも高い気持ちで働けているため入社を希望します。
今の会社が3社目ですが、過去の2社はひどくブラックな環境であったため、消去法で今の会社が一番であると考えております。
親切な上司が仕事のノウハウを幾つも教えてくれ成長できたのでもう一度希望したいです。
通勤時間が短く、人間関係が良好なので。
人間関係が良好でストレスが少ない。
上司に問題があるが立ち回りを考えてやり直したい
基本的な接客は身についたので良かったと思っているから
グループ会社があり異動をする際もグループ間で希望が通りやすい。また相談がしやすく働きやすい環境にあるため。
仕事内容的に自分に合っていると感じていて、毎日楽しい。人間関係も良い。
人間関係がいいから
偶然応募したとはいえ結果として性に合っていたのか自分が経験した中で一番長い職歴になっているし、趣味で手先を使っていてその器用さを見込まれて新人指導役など色々任せてもらえるようになり自分は必要とされているのだなと実感し、仕事をしていて力仕事による体力的な辛さはあっても作業をして製品を形にしていくのが楽しいから。
給料は安いですが、福利厚生制度がしっかりしているため。また、人間関係が比較的良好なため。
時差出勤や有給などワークライフバランスがよい会社だから
同業で他社で働いてから現在の会社に入ったが、今の会社の方が自由度も高いから。
社内の人が良い人が多いし結果を出したら年齢関わらず昇給するからです。
仕事がきついが年収が高いし、人付き合いが良いから
人間関係が非常に良好で、仕事内容も比較的自分に合っているため
とりあえずは入ると思う、その人生設計においてそのままか退職するか考える
今の職場にとても満足している、毎日刺激があり学ぶことが多い
業績が右肩上がりだから
自分の希望にあった仕事ができ、かつ給料に満足しているから。
福利厚生がしっかりしていて、従業員が働きやすい環境を作ってくれるから。
同じようなキャリアパスを選択するのであれば、第一志望ではなかったが様々な経験を積むことができた現在の会社に入社することを希望すると思う。
今の仕事は自分にあっているから
給料が高く、貯金できるから

大まかな項目別に分類すると

仕事内容・やりがい(好きな仕事、充実感、成長): 13件 (18.3%)
人間関係(良好な人間関係、上司や同僚との相性): 15件 (21.1%)
福利厚生・給与(給与が良い、福利厚生が充実): 11件 (15.5%)
ワークライフバランス(残業が少ない、通勤時間が短い、働きやすさ): 12件 (16.9%)
企業の将来性・安定性(業績が良い、将来性がある): 3件 (4.2%)
他社との比較(他社での経験を踏まえての評価): 5件 (7.0%)
その他(複数の理由が含まれる、特定のカテゴリに当てはめにくいもの): 10件 (14.1%)

これらの結果を踏まえると、企業が従業員の満足度を向上させるためには、良好な人間関係の構築、仕事内容の魅力向上、福利厚生や給与の見直し、ワークライフバランスの確保、成長機会の提供などが重要であることがわかります。また、企業文化や組織の風土も従業員の満足度に大きく影響するため、その改善にも取り組むべきでしょう。

「働きやすい」「仕事内容が自分に合っている」「人間関係が良好」「給与・福利厚生が良い」「やりがいがある」「将来性がある」「資格取得のための勉強ができる」「期待以上に働ける」といったものが挙げられています。

また、上司や周りの先輩が良い人であることや、自分の好きなお店で働けることが決め手になったり、過去の職場がブラックであったために、今の職場が恵まれていると感じているといった理由もあります。

これらの回答から、働く上での労働環境や人間関係、給与・福利厚生、自分に合った仕事内容なのか、仕事のやりがい、将来性などが、会社を考える際に重要なファクターであることがわかります。

もう一度今の会社を希望するか?→「いいえ」と回答した人の意見

何も考えず何の目的もなくただ将来性のある会社というだけで入社したので
どうせ戻れるならば、全く違う業種で働いてみたいと思うから。もっと専門的な知識を得られるような仕事をしてみたいと思うため。
パワハラが服を着て歩いているような上司がいて辛かったので。今はその上司はいませんが再び同じ会社に入社するかと言われたらしないと思う。
自分のペースで作業が出来ず、周囲の人間関係か上手く行かない
別の道にも興味がある。
他の会社を経験してみたいから。
他に就職先がなくて仕方なく入った会社だから。もう一度きちんと就職活動をやり直して他の会社に入りたいと今でも思う。
どの程度の過去に戻れるかにもよりますが、今の会社は完全に育児との両立のためだけに選んだようなところなので、もし戻れるなら大学を卒業して別な職業をしていたかったと思っています。
今の職種ではなく、違う仕事をしてみたいと思いました
転職をして今の会社に入社しました。時間があればもっとキャリアアップできる職場を探沙汰かなと思っているからです。
今でも給料より人間関係を重視していて、そこには大きな不満はありませんが、同職種の中ではかなり月給が安いと知ったので、できればもう少し生活が楽になる程度の会社で働きたいとは思う。
今と違う規模の会社に入ってみたい気もする
業務内容、権限とキャリアアップ、給与、待遇との関係がアンバランスで「やりがい」の名目で安い給与でこき使われているから。
今は今でうまくやっているしかなり融通がきくおかげで子どもたちのために休み取ることもでき感謝しているがノルマが厳しい会社なので、普通の事務仕事がしたい。
もっといい条件のところがあると思うから
報連相がしっかりしていないことがある
社内研修が充実しておらず自力でスキルアップするしかない放任主義の会社なので、例え報酬が下がれどももう少し管理下に置かれて楽のできる企業に憧れるから。
労務環境があまりよくないので、もっと労務環境のよい休みの多い会社で働きたいです。
人間関係を変えたいと思う
自身で選んだにしても成行き的に今の会社で仕事をしているように感じる。学生の時から真剣に、勤務先を選べるならその時に戻りたい。
仕事内容に満足していないから
作業内容がかなり過酷だから。
仕事内容がクレーム処理が多く自分に合っていなかったので
今の会社以前に勤めていた会社で試してみたいことがあるから。
もっといい会社を選択する。
仕事意欲がない人たちが多い
もう少し自分の能力向上につながる会社に入りたいから
残業が多すぎてサービス残業ばかりさせられますし、結構離職する方も多く長く定着してる方が少ない。また自分の専門分野を広げたくてもなかなか丁寧におしぇてくれる方もいないので、その点で大きく成長も見込めません。
待遇面についてはもっと良いところがあると思うし、違う業界で働いてみたい。
今の職場は法律でいうグレーなことばかりしており、不正が目立ちます。
他の会社も経験したいから
給料が安すぎる
過去に戻れたら海外で就職をしたい。
今とは違う、別に業種に就いてみたい
給料が安く、転勤が多かったから。
ボーナスが少ないから
若手のうちは給与が極端に低いため
会社の雰囲気や人間関係はものすごく良いですが入社後に24時間の二交代の勤務が始まったため
あまりしっかりと個人の評価がされず、社内の雰囲気もあまり良くないから。
給与に不満があるから
今とは全く違う業種や会社も見てみたいため
福利厚生の面で物足りない気がする為
第一希望ではなかったのでやはり興味のある業界で働きたいから
リーマンショック、東日本大震災などの直後の入社で、採用数自体が落ちており受かった会社に入社していた。当時の見通しが甘かったと考えておりもう少しやりたい事や出来る事を考え会社選びをしたいと思っています。今の会社の良いところと言えば会社の休みが比較的多いということくらい。給与が高いわけでもなく仕事にやりがいがあるわけではないので、自分自身が生き生きと働ける職種を考え就職活動をしたい。
今の会社は何かに挑戦しようとすると否定的な意見しか言われないから
今の待遇にふまんはないが、若い時分なら別の業界の仕事もしてみたいため
ほかの会社で自分を試したい
長年勤めてみて以下に上に居座っている人たちが無能であるかがわかった。
中途採用で今の会社に入りましたが、小さな会社のためか、色々と人間関係が難しい職場のため、精神的に辛い思いをしています。
人間関係がよくない上に給料や待遇が悪いからです
今の会社のノルマがきつく、ノルマがある仕事には二度とつきたくないから。
まともな上層部じゃなかった
仕事内容が聞いていたものと違った。人間関係がしんどい。
今の会社より、新卒で入社した会社が良かったから。新卒で入社した会社は結婚して退職しました。
福利厚生の面で不満があるから。
もっと待遇がいい会社に入りたいから
やってみて違ったと思っているから、もう一度自分を見つめ直したい
仕事の内容、待遇ともに不満があるから。
今の会社よりももっといい会社があると思うので違う会社に入りたいです。
正直、今現在の会社ではこれ以上自分のスキルアップが望めないと思ったから。
一企業の駒から職人として技術を身につけてみたい。
業界的に斜陽産業のため、収入が劇的に増える可能性が低いのが一番の理由です。増収増益を目指すのであればリスクヘッジしながら多角化するか、内部でイノベーションを起こすかが重要だと思うのですが、口出しするような立ち位置にいない(ほぼ完全な同族経営)ので、間違いなく入社しません。
コンプライアンス意識にかけるところがあるから
今の会社の状況ではもう一度入社する気持ちになれませんが、殿様商売でノルマもなくヌクヌクとやっていた時代の会社ならもう一度入社してみたいです。
違う仕事をしてみたいと思っているから。
入社は希望しません。小売業で給与が低いからです。
残業が120時間もあるので残業代が支払われないので
経営者の努力、実力がない。給与ご低い
自分がスキルアップできる環境ではなく、このまま同じように働き続けていても良い未来は無いから。
実家が関東なのに関西の企業に入社してしまったから。仕事内容や待遇に不満はないが、たびたびホームシックになる。
給料がもう少し良いところに就職したい
希望する。いい会社だと感じているから。お給料は安いが、福利厚生がきちんとしていて、今のライフスタイルに合っているから。他の会社だったらやめざるを得なかったかもしれない状況の変化も受け入れてくれて感謝しているから。
他の仕事を経験してみたいから
入社した年に社長が亡くなって、就職活動をしていた頃と入社後で会社の方針がガラッと変わってしまったから
仕事が評価されないから。
未練なく転職したから
サラリーマンではなく、個人事業主や起業という道を選びたいです。
福利厚生家族手当がないこと。何十年後この会社が残っているかの不安なところがあるからです
30年株価が伸びていない保守的な会社で将来性が不安だから。
わざわざ過去に戻ったのに、同じ会社で同じことを同じ人間とやるのは勿体無いから。
もう少しワークライフバランスの取れる企業に入社したいと思うからです。
もっといいところや、給料が高いところとかありそうだから
転職エージェントにお願いした年収に100万円ほど届かないことと、外資なので人間関係がさっぱりしすぎているため
今の仕事ではチーム全体での成果目標がありますが入社前には知らず、仕事をしてから期ごとで目標達成ができないときにプレッシャーを感じているので、入社希望しません。
自分に合っていないと思うから
お給料が低くてボーナスがないので。
色々合わないと言う理由でもうすぐ退社する予定なので。
仕事内容は良いが職員が陰険だから
ホテル業なので、夜勤も有り、給料も安いので、入社しません。
やりたい仕事じゃなかったため
あまり休みが取れなくて給料が良くないからです。
今の業種ではない違う仕事がしてみたいから
“古株の社員が偉い”という考え方で若い世代の新しい意見がなかなか通らないから。
もう少し勉強をして違う会社や違う生き方をしてみたい。
シフトが過酷で大変だから
モチベーションを感じられない
違う会社を受ける。過去に戻れるならもっと待遇が良い会社を目指したい。
待遇はとても良いですが、忙し過ぎて体力がついていきません。
希望しないと回答
思っていた会社と違かったらから。尊敬できる上司がいないから。
ブラック企業すぎる為
一度経験した会社ではなく、まだ経験したことのない会社で面白い出会いをしてみたいからです。
今の会社が嫌でたまらないから
残業代が出ない、上司が気分で仕事をする
サービス残業等ブラックな会社だから
時間の拘束時間が長く、朝早くに出社、夜遅くの帰宅で体力的にもメンタル的にも大変です。給与も少ないです。
宗教のように幹部に洗脳されている人が多いから入社を希望しない。
売上至上主義で、社員の意見が上長まで上がりづらい。
長い間パワハラを受け続けていたから。
大手企業ですが、挑戦できる環境ではないため
人間関係が最悪で、入社しないとわからないとは思うけど、人事の言葉を鵜呑みにはしないようにする
今の会社は給料と就業時間が魅力的だったため入社しましたが、会社の雰囲気があまり良くなく一人の仕事量が多いため回りきれず、残業することが多いので。
職場の人間関係で悩んでいるので、いいえを選びました。
立場上、責任を取らされることが多く、かつ給与も低いこの仕事に再度つきたいなどとは思いません。
人間関係が最悪で劣悪な環境だから。
入社当時は成長性の見込まれた会社でしたが、それから20年経ち成長どころか衰退傾向にあるので、会社の未来は明るくないと思うためです。
時間外労働が多い。人間関係が複雑。
別の事を体験してみたいからです
斜陽産業で日々同じことの繰り返しだから
仕事内容が自分に合ってるのが分かったことは良いが、社風が昭和気質、人間関係が特に問題がある会社だと感じる。支部などがない中小企業で、後継者問題があり会社の将来性がないから。
特にコロナ以降の会社の業績が思わしくなく売上げに関する上からの圧力がありますし、ボーナスも出ませんし、近年は仕事をやっていて楽しいと思うことがなく、正直なところ転職を考えているぐらいなので、戻っても就職するなんてことは有り得ないです。
12時間拘束11時間労働が当たりまあの会社だから入社したく無いです。
ブラック企業出世無し昇給なしの三拍子 、大学まででて仕事の選択肢を増やしたい。
もっと自分に合った仕事があるのではないかと考えることがあります
仕事が忙しすぎるのと、女性差別がひどい会社なのでもう入りたくない
新しい分野へのチャレンジや意見が全く通らないから
仕事内容にも給与にも満足していないから
現在の会社ではコロナ禍でもリモートワークができないため
待遇が良くないから。ボーナスもなく未来がない。
仕事量と給与が全然あってないからです。
あまりいい待遇ではないからです。
給料は安いので。
社長に対してイエスマンであれという社風が合わないです。また、会社方針を年に数回変更するような会社のため、働きにくいと感じているからです。
給料だけはいいですが、仕事にやりがいがない且つ役職者たちはみんな頭の硬いおじさん達しかいないためです。アルバイトでもできるような仕事な内容なので入社希望しません。
自分のやりたかった職種ではないから
業務内容が自分に合っていないと感じるため。
将来性を感じられないので
仕事内容が自分に合っていなかったから
人間関係は悪くないが、あまりにもサービス残業が多すぎて、身も心ももたない。
色々な職業に挑戦してみたい。
別の会社で違う雰囲気を味わってみたいから。もう少し挑戦しやすいところが良い。
身体より先に心が壊れて何度も鬱手前の時に訴えても業務改善されなかったからです。結局鬱から休職へて退職しました。
違う職業を選んでいただろうから
もっと良い他の選択肢があったように思うからです。

職場の人間関係 – 12件
給与や待遇の問題 – 33件
会社の将来性や安定性の懸念 – 8件
仕事内容や職業自体に対する不満 – 19件
ワークライフバランスの問題 – 7件
勉強やスキルアップの機会の欠如 – 9件
社風や会社の方針に合わない – 10件
健康(身体・心)の問題 – 4件
違う経験やチャレンジを求めている – 16件
地理的な問題(例:実家との距離) – 1件


あくまで一つの意見が複数のカテゴリに該当する場合もあるため、一意に分類できないケースもあります。そのため、上記の件数はあくまで参考程度に考えてください

今の仕事の総合的な満足度を教えてください

  • 大変満足
  • 満足
  • どちらでもない
  • 不満
  • 大変満足・・・6.0%
  • 満足・・・35.0%
  • どちらでもない・・・27.0%
  • 不満・・・28.0%

今の会社に満足・大変満足の人は41%となりました。

ちなみに、「満足・とても満足」している人の「過去に戻れるとしたら、もう一度今の会社に入社希望しますか?」という質問への回答をグラフにしたものが以下となります。

今の会社に「満足・とても満足」と回答した人の「もう一度今の会社に入社希望しますか?」

  • はい・・・65.9%
  • いいえ・・・34.1%

当然ですが全体の数字と比べるれば、今の会社へもう一度入社希望する人=「はい」の割合が多くなりました。

「今の会社へもう一度入社を希望しますか?」の回答数の比較

<全体>
はい・・・28%
いいえ・・・72%

<会社に「満足・とても満足」の人>
はい・・・65.9%
いいえ・・・34.1%

満足度が高くても他社を希望する

会社に満足・とても満足の人でも3割の人は「入社を希望しない」と回答しています。
このように回答した人の意見は「もっとキャリアアップしたい・他の仕事もしてみたい・過去に戻れるなら違う仕事してみたい」など、会社への直接的な不満というより、他の人生を経験したいといった意見が目立ちました。

満足度が高いにも関わらず他社への転職を考える従業員の中には、現在の職場での成功や充実感を味わいつつ、新たな挑戦や異なる業界での経験を探求する強い欲求が存在しています。

キャリアの多様化、技術革新、そして業界間の垣根が低下する現代の労働環境を反映するものです。さらに、仕事に対する求める要素が給与や安定性から、成長、学習、新たな挑戦へと移行していることを表しています。

次に、会社選びについて質問してみました。

学生時代に会社選びで「1番目」に重要視していたと思うものはどれですか?

  • 企業の将来性
  • 仕事内容
  • 給与・待遇
  • 会社の雰囲気・人間関係
  • 企業の将来性・・・12.5%
  • 仕事内容・・・51.5%
  • 給与・待遇・・・24.0%
  • 会社の雰囲気・人間関係・・・12.0%

まだ社会人として働く前に会社選びで最も重要だと考えていたのは「仕事内容=51%」となりました。
次に、給与・待遇=24%となっています。

学生時代に会社選びで「2番目」に重要視していたと思うものはどれですか?

  • 企業の将来性
  • 仕事内容
  • 給与・待遇
  • 会社の雰囲気・人間関係
  • 企業の将来性・・・12.5%
  • 仕事内容・・・22.5%
  • 給与・待遇・・・45.0%
  • 会社の雰囲気・人間関係・・・20.0%

注目すべきは、「給与・待遇」が45.0%という圧倒的な数字で2番目に重要視されている点です。これは、学生たちが経済的安定を非常に重要視していることを示しています。社会に出ることのリアルな経済的なプレッシャーを感じているのかもしれません。一方で、「企業の将来性」は12.5%と最も低い結果となりました。学生たちは、短期的な給与や待遇よりも長期的な企業の将来像よりも、現在の生活の質や働く環境を重視しているのかもしれません。

「仕事内容」が22.5%、「会社の雰囲気・人間関係」が20.0%という結果も興味深いです。仕事そのものの内容や、働く環境がやはり学生たちにとって大切な要素であることがうかがえます。


次に、実際に働いてみて「重要だと思うこと」について聞いてみました。
学生時代に会社選びで重要だと考えていたことと、実際に社会人になってみて重要だと思うことに変化が出ていることに注目です。

実際に働いてみて、重要だと思うことはどれですか?

  • 企業の将来性
  • 仕事内容
  • 給与・待遇
  • 会社の雰囲気・人間関係
  • 企業の将来性・・・10.5%
  • 仕事内容・・・17.0%
  • 給与・待遇・・・27.0%
  • 会社の雰囲気・人間関係・・・46.0%

社会人になってから「会社選びで重要」だと思うのは「会社の雰囲気・人間関係」が46%となり、最も選ばれています。
実際に働いてみると、社内の雰囲気や人間関係が良好なところで働くことが重要だと感じている人が多いことがわかりました。

実際に働いてみないことには人間関係が良好な職場なのか判断しようがありませんが、20代〜40代の企業で働く200人に聞いたアンケートで、半数近くの人が「会社の雰囲気・人間関係が重要」だと考えていることは、注目すべきポイントです。

会社選びは「会社の雰囲気・人間関係」が重要である

会社の雰囲気や人間関係が重要である理由は、以下のような点が挙げられます。
まず、モチベーションの維持です。良好な雰囲気と人間関係の中で働くことは、仕事へのやりがいや喜びを生み出し、お互いに成長を促します。
次に、ストレスの軽減です。ストレスは避けられない部分もありますが、良好な職場環境ではその影響を大幅に軽減できます。反対にストレスが多いと、健康や精神的問題を引き起こす可能性があります。

また、良好な雰囲気と人間関係は退職率を下げる効果もあります。働きやすい職場には社員が長く留まりやすく、一方で人間関係に問題があると、転職を考える人が増える傾向があります。

最後に、良い雰囲気と人間関係は生産性の向上に寄与します。心理的な安定は効率的な仕事を促進し、結果的に生産性が向上します。

これらの理由から、会社の雰囲気や人間関係が重要なのです。社員が働きやすい環境を作ることは、企業にとっても大いに利益になると言えるでしょう。

就活から就職後で会社選びの基準が変化する

学生時代の就活では「仕事内容」を最重視(51.5%)していたが、実際に社会人として働き始めると「会社の雰囲気・人間関係」を最も重要視(46.0%)するようになるという価値観の変化が明らかになりました。

学生時代にはわずか12.0%だった「会社の雰囲気・人間関係」の重要性が、社会人になると3.8倍以上に跳ね上がります。

一方で、就活時に最重要視されていた「仕事内容」は51.5%から17.0%へと大幅に下落。

この結果は、就職活動時の企業選びの基準と、実際の職場で重要となる要素との間に大きなギャップが存在することを表しています。また、「給与・待遇」の重要性は就活時(24.0%)から就職後(27.0%)にかけて比較的安定しており、経済的側面が一貫して重要視されていることもわかりました。

最後に、転職の可能性について聞いてみました。

転職の可能性について教えてください

  • 転職を考えている
  • 転職するかも
  • 転職しない

企業で働く20代〜40代のうち、「転職しない」と回答した人は22%だけでした。
多くの人が転職の可能性はゼロではないと考えているようです。

転職することが一般的になった時代背景について

日本で転職が一般的になった主な時代背景として、まず1990年代初頭のバブル経済崩壊後、日本経済が長期的な不況に陥り、企業が終身雇用制度を維持することが難しくなったことが挙げられます。これによりリストラが増加し、従業員の雇用に対する意識が変化して自ら転職を選択する人が増えました。また、グローバル化の進展により国際競争力のある人材の需要が高まり、語学力や専門性を持つ人材がより良い条件を求めて転職するケースが増加しました。さらに、パートタイムや契約社員などの非正規雇用が増加し、非正規雇用の従業員が正社員になるために転職を選択するケースも多くなりました。加えて、2000年代以降は労働市場の規制緩和が進み、求人情報の増加や転職支援サービスの発展により転職がより容易になりました。

現在では、テレビやSNSにおいて転職仲介会社(転職エージェント)の広告が多く見られるようになり、これらのメディアを通じて転職に関する情報に触れる機会が増えたことも、転職を身近なものとして捉える意識の変化に影響を与えていると考えられます。転職仲介会社の積極的なマーケティング活動により、転職はキャリアアップや自己実現の手段として広く認知されるようになり、以前よりも転職に対する心理的ハードルが下がったといえるでしょう。

転職エージェントの賢い使い方

転職エージェントは複数利用するのが効果的と言われています。1社だけに限定してしまうと、求人数も限られるからです。

理想的には2〜3社程度に登録し、その中に大手エージェントと地方エージェントの両方を含めることがおすすめです。大手エージェントは全国規模で多くの求人を扱い、特に大企業や有名企業の案件が豊富です。一方、地方エージェントは地元の優良企業に強く、より詳細な地域情報や企業の雰囲気を提供してくれます。
複数のエージェントを利用する際は、以下の点に注意しましょう。まず、各エージェントに他社も利用していることを正直に伝えます。これにより、スケジュール調整や重複応募の防止に役立ちます。次に、同じ求人に複数のエージェントから応募することは避けてください。最後に、各エージェントの特徴を活かしつつ、提供される情報を比較検討することで、より自分に合った転職先を見つけやすくなります。こうした方法で転職エージェントを活用すれば、転職活動の幅が広がり、成功の可能性が高まるでしょう。

転職を考える時

転職を考えるとき、新しい機会や高給に心躍らせがちです。しかし、華やかな面だけを見て飛び込むのは危険かもしれません。
転職は、キャリアの大きな転換点。それは同時に、慣れ親しんだ環境や築き上げた関係を手放すことでもあります。新天地では、一から信頼を築き、新しいルールや文化に適応しなければなりません。
また、理想と現実のギャップに直面することも。憧れの企業や職種であっても、内部に入ってみると想像と違う場合も少なくありません。
さらに、短期的には収入が上がっても、長期的なキャリアパスや安定性を失う可能性もあります。
転職は確かにチャンスです。しかし、それは挑戦でもあり、リスクも伴います。バラ色の未来だけでなく、直面するかもしれない困難にも目を向け、慎重に判断することが大切です。華々しい面の裏側にある現実も、しっかりと見据えましょう。

まとめ 就職活動中の学生へ

就職活動中の学生にとって、会社選びは非常に重要な決断です。何年もの間、毎日のように働くことになるため、自分に合った会社を選ぶことが大切です。以下に、会社選びについてのアドバイスをまとめました。

労働環境や人間関係を確認する

会社によっては、長時間労働や過度のストレスがかかる環境がある場合があります。そういった環境に身を置くことは、精神的にも肉体的にも健康に悪影響を与えることもあるので、注意したいです。

したがって、会社の労働環境や人間関係を確認することが重要になるため、会社のウェブサイトや口コミサイト、先輩社員などから情報を集めるなどして、自分が過ごしやすい環境で働けるかを見極めることを心がけましょう。

給与・福利厚生を確認する

給与・福利厚生は、会社選びの大きなポイントです。
最初の給料だけでなく、将来的にどのくらいの昇給が見込めるか、どのような福利厚生があるかなども確認しましょう。
また、残業手当や交通費などの支給条件も重要なファクターです。

仕事内容を確認する

自分に合った仕事内容を持つ会社を選ぶことが重要です。自分がどのような仕事に興味を持っているか、どのようなスキルを身につけたいかを考え、会社の業務内容とマッチするか確認しなくてはなりません。ここでも同業他社含めた先輩社員の話を聞けるから積極的に訪ねるべきです。

また、将来的にどのようなキャリアアップができるかも確認し、自分の目標に合った仕事内容かどうかも検討しましょう。

仕事のやりがいや将来性を確認する

仕事のやりがいや将来性も会社選びには重要なファクターです。自分がやりがいを感じられる仕事内容を持つ会社であるか、また将来的にどのような成長や発展が見込まれるかを確認しましょう。その上で、自分が長期的に働けるかを判断するようにしましょう。やりがいを感じられる仕事ならずっと続けることできるはずです。