最低賃金とは、使用者が労働者に支払わなければならない賃金の最低額を定めた制度です。最低賃金は、「最低賃金法」という法律で決められています。引用元:日本労働組合連合会より
自分の都合に合わせて稼ぐことができるチャットレディに、魅力を感じる女性が多くなっています。少し前まで女性が短期間でお金を稼ぐ方法は水商売が一般的でした。今でも変わりなく稼げる仕事ですが、最近は非対面のチャットレディが注目されています。実際、女性の高収入バイトの定番になりつつあり人気のバイトです。
キャバクラや風俗と違って「直接お客さんと接することなく安全に高額報酬を得られる!」と聞けば、お金を稼ぎたい女性なら誰でも惹かれてしまうものです。ただし、そんなに甘いものではなく、「高収入=リスクがある」ことを理解しておく必要あります。リスクにも色々あるので具体的なリスクを理解した上で働くことが求められます。
しかし、チャットレディの経験ない女性からすれば、
- 実際にどんな仕事をするの?
- 本当にそんなに稼げるの?
- 一番メインの仕事って何なの?
- オンラインキャバクラと思えばOK?
といった疑問が浮かんでくると思います。
そこでこの記事では、チャットレディの具体的な仕事内容&時給・給料などについて徹底解説していきます。
パソコンやスマホなどを利用して、オンライン上でお客さんと会話することがチャットレディの仕事です。
ライブチャットサイトが提供している「チャット」サービスを利用して、お客さんを接客すると思ってください。
もう少し詳しく解説すると、「ライブチャット」は運営サービスのことをいいます。FANZAやエンジェルライブなど、ライブチャット運営サービスがあり、そのサービスを利用して男性をオンライン上で接客する仕事のことを「チャットレディ(通称チャトレ)」と言います。
接客と言っても直接触れることは一切ナシ。というのもチャットレディは「オンライン上でしか接客しない」から、直接お客さんがあなたに触れることは絶対にないのです。そのため知らない男性に自分の体に触れられる心配がないので、学生や若い女性を中心に高額バイトとして人気が高まっています。


パソコン画面上でのやりとりだけだから、直接お客さんにに会うことはありません。だから、対面で他人と会話するのが苦手な人や、人見知りでも働きやすいのがメリット!
ネット環境があればOKだから、慣れてきたら在宅で働く人もいます。熱烈なファンを掴むこと出来たら、会話しているだけで月に数十万円を稼ぐことできちゃうのも魅力です。時給換算だと3,000円〜1万円狙うこともできるので高額バイトです。
お互いに音声で会話することもありますが、基本的には女性は音声+映像で、お客さんはメッセージというイメージの方が正しいかもしれません。
今はTwitter・Instagram・YouTubeなどでも、ライバーがライブ配信をして視聴者と掛け合いをしたり、自分の姿を配信している人が増えました。一昔前で言えば地下アイドルなんて言葉が流行りましたが、今やその気になれば誰でもファンを獲得できるようになりました。素人だったのにSNSで爆発的な人気が出たことで、あっという間に世界的なインフルエンサーになった人の話を聞いたことがあるでしょう。
簡単にイメージするならライバーの仕事と同じです。不特定多数の視聴者を相手にするか、ライブチャットサイトを利用しているお客さんを相手にするかの違いはありますが、あなたがライバーになってお客さんとやりとりすると思ってください。ただ、ジャンルが大きくわけて2つあり、「アダルト」と「ノンアダルト」です。ライブチャットを利用している男性はアダルトを求めてる人が圧倒的に多いです。ちょっとエッチな映像・会話で男性に癒しや楽しい時間を提供するのが仕事になります。

1番の魅力は「非対面」だから触られる心配がないことです。
キャバクラだとセクハラ親父に触られるリスクあるけど、チャットレディは画面越しだからその心配がありません。それでいて月に50万円以上〜狙える仕事になります。コツを掴めば高収入も夢ではないのが魅力的です。

ライバーと同じ仕事だと触れましたが、チャットレディはお客さんを楽しませる、時には癒してあげる仕事になります。お客さんが求めているものを提供する・満たしてあげることが大切ですから、自己満足のために仕事をする女性には向いていません!この点はアイドルとは違うと思ってください。
刺激を求めるお客さんには、刺激的な会話や内容の仕事をすることになるでしょう。そして精神的な癒しを求めるお客さんには、愚痴を聞いてあげる・慰めてあげるといった仕事の場合もあります。ちょっとエッチな会話することもシバシバ・・・。

求めるものはお客さんによって違いますが、チャットレディの仕事は女性が満足するのではなく、お客さんを満足させる仕事なのです。
チャットレディの募集広告などには、時給○○円以上などの記載がされている場合がありますが、実際には自分で選ぶことができます。完全歩合制で報酬を受け取っているチャットレディが多く、時給・固定給で受け取っている人は少ないのが現実です!そのため「給料●万円」といった一般企業の正社員に採用されてるような固定給制度ではありません。
チャットレディ未経験だと、「稼ぐ=時給や日給」といったイメージが強いかもしれませんが、完全歩合制による報酬となるので、実力がないと全くお金になりません。
キャバクラやガールズバーのように無条件で「最低時給3,000円」など、もらえるわけではありません!固定給の給料を希望望するなら、そのようなシステムではありません。キャバクラ・ガールズバー・セクキャバなど、他の高額バイトを探した方が良いでしょう!

時給は完全歩合制なので固定ではなく、会社と雇用関係があるわけではありません。在籍しているだけで高収入がもらえるほど、甘くない世界です。ただ、固定じゃないからこそ、努力すれば高収入を狙えるのが良いところです!完全実力主義な世界となるので、1日5〜6時間働いて月給100万円稼いでいる人もいますが、逆に月給10万円程度しか稼げない人もいます。
チャットレディの報酬システムは複数あって、その中から納得できるシステムを選べるようになっています。

先ほどもお伝えしたように、基本的に事務所と雇用関係はありません。完全実力主義である完全歩合が基本です。
そのため、自分の実力や頑張りに応じた金額の報酬を受け取ることができ、上限は設定されてないので高収入を稼ぐことができるのです。
お客さんとのチャット時間が長ければ長いほど報酬も高額になり、逆にチャット時間が少なければ報酬も少なくなる報酬体系と理解してください。
お客さんとのチャットが発生しなければその日の報酬が0円という場合もありますが、反対に1日で数万円~何十万円という報酬を稼げる場合もあります!つまり、完全な実力主義の世界です。チャットレディが高収入バイトとして人気ある秘密がここにあります。完全リモートでお客さんと接することで、1日に何十万円と稼ぐチャンスがあるのです。
この完全歩合制を導入しているサイトや事務所が多く、チャットレディの基本的な報酬システムになります。

チャットレディの報酬(給与)は、報酬率によって受け取る金額も変動します。報酬率が高いほど高額になり、報酬率が低ければ報酬も少なくなってしまうシステムです。楽して稼げる仕事ではないですが、安月給で会社員するよりよっぽど高収入の可能性があります。世の中、苦労して社員になったけど給与が安く苦労している人もいることでしょう。国税庁の調査によれば、令和3年12月31日現在の給与所得者数は、5,931万人(対前年比0.0%増、3万人の増加)となっています。これだけ多くの人が給与所得を得て働いるのですが、働く女性のアンケートでは「今の給与に満足しているは23%しか」ありませんでした。
参考アンケート)【働く女性の意見】今の給与に満足=23%、副業している=27%
チャットレディの報酬に充てられるお金は、サイトに対してお客さんが支払った料金の○%というシステムになっているのです。つまり、○%に入る数字(報酬率)によって受け取る金額が変わるのは当然です。
事務所によって報酬率にも違いが生じていますが、一般的には通勤勤務で30%~35%程度になります。
そして在宅勤務の場合には、40%~50%程度に設定されていますね。
ただし、アダルトorノンアダルトや経験の有無などによって報酬率が変わる場合もありますから、事前にスタッフに確認をしましょう!在宅チャットレディは素人だと稼ぐことは難しいので、ある程度スキルを身につけてから挑戦するのが良いでしょう。
わかりやすく表にまとめました。
報酬割合 | |
通勤 | 30〜35% |
在宅 | 40〜45% |
時給制・固定給制の雇用形態について
時給制や固定給なら、お客さんとのチャット時間に関係なく、一定の時給・固定給を受け取ることができるシステムになります。ログイン時間数や日数・ジャンル指定や利用するサイトなどの条件が設定されている場合が多く、条件を満たしていれば安定した報酬を受け取ることが可能です。
ただし安定した報酬を受け取ることはできますが、多くのお客さんとチャットをしても、一定額以上は受け取れないので注意してください。
そして、全ての事務所が時給制や日給制(月給制も含む)を利用できるとは限りませんし、事務所自体は利用できても、店舗によっては利用できない場合もあります。実際には自給制・固定給制を採用しているチャット事務所はほとんどありません。この方法だと運営側にリスクがあるのと、稼げる女性は魅力を感じないためです。ある意味チャレンジ精神のある人でないと高収入バイトであるチャットレディとして稼ぐことはできないので、安定を求める人には不向きな仕事と言えるでしょう。
完全歩合制で報酬を受け取る場合には、利用するサイトやチャットの種類によっても報酬が変わります。同じ仕事をしていても時給換算で数千円程度のこともあれば、数万円稼げる場合もあるのがチャットレディです。
その違いはチャットの種類が違うからです。
●パーティチャット・・・複数のお客さんと同時にチャットします
●2ショットチャット・・・1人のお客さんとだけチャットします
●双方向チャット・・・お互いが音声と画像を確認しながらチャットします
●覗き(シークレット)・・・他のお客さんがチャットしてるのを覗きます
サイトによって呼び方は微妙に変わったりしますが、大まかな種類はこのようになっています。
チャットレディの仕事といっても複数パターンがあり、内容によって報酬も違ってきます。
- パーティチャット=1分40円✖️お客さんの人数
- 2ショットチャット=1分60円〜100円程度
- 双方向チャット=1分120円〜160円程度
- 覗き(シークレット)=1分35円〜40円程度✖️お客さんの人数
各チャットの報酬額はサイトや事務所によって変わりますが、平均的な金額での記載になりますので、目安だと捉えてください。また、マダム系のサイトを利用したり完全ノンアダルトサイトの場合には、全体的に低くなることもあります。
ここまでチャットレディの時給・給与について解説してきましたが、いかがでしょうか?ちょっと報酬体系についてはわかりづらいところもありますが、実際にやってみると稼げることを実感いただけると思います。時給で3,000円〜数万円になることもあるので、バイトとして魅力あることは間違いありません。

なかには1日4〜5時間の勤務で月に100万円程度の報酬をもらってる人もいます!チャットレディは稼げる仕事なのでやり甲斐はあると思います。
では、ここからはチャットレディの仕事内容について具体的にみていきたいと思います。
働き方は主に2パターンあって、「在宅」or「通勤」です。ジャンルについては「アダルト」or「ノンアダルト」があります。それぞれ詳しく解説していきます。
ライブチャットサイトにはアダルトジャンルとノンアダルトジャンルの2種類があり、選ぶジャンルによって仕事内容にも違いがあります。オンライン上でお客さんを満足させるという点では同じですが、求められる内容が全く違ってくるのです。
具体的な仕事内容をジャンル別でご紹介していきますので、参考になさってください。
アダルトジャンルで仕事をする場合には、基本的にエッチな内容の仕事がメインになります。
性的欲求を満たしたいお客さんがアダルトジャンルのサイトを利用していますから、エッチな内容になるのは仕方ありません。チャットレディとして稼ぐならアダルトと思ってください。
- 下ネタ交えた会話
- リアルなストリップ
- 下着姿を見せる
- 裸を見せる(性器の露出はNG行為です)
- 自慰行為を見せる(相互オナニーを含む)
これらの行為が、アダルトジャンルで仕事をする場合には多くなります。
最終的には女性の自慰行為を見たいお客さんが多いのは事実ですが、中には自分も一緒に自慰行為をしたいお客さんもいるでしょう。
一緒にオナニー(自慰行為)を楽しみたいお客さんの場合には、行為中に「しゃべって欲しいセリフ」を求められる場合もあります。
そしてお客さんが利用するチャットの種類にもよりますが、これらのエッチな内容を1人だけに見せるor複数のお客さんに同時に見せるという場合もあるのです。
アダルトジャンルでの仕事内容はエッチな行為や内容がメインになり、お客さんによって求める行為が違ってきます。
ノンアダルトジャンルで仕事をする場合には、基本的にエッチな行為は禁止されています。アダルトな内容を提供しないことが「ノンアダルト」ですから、過激な内容を提供する必要はありません!最初はノンアダルトで初めて、慣れたらアダルトへ挑戦するのもアリでしょう。なかにはノンアダルトだけで月に数十万円も稼いでいる人もいます。ノンアダルトだと絶対に稼げないわけではありません。やる気と工夫次第です。
- 雑談での会話(多少の下ネタはあり)
- 愚痴や悩み相談
- コスプレをする(水着や制服なども含む)
- 求められるポーズを取る
ノンアダルトジャンルでは、主にこのような仕事がメインになります。
過激な言葉を含まない程度の下ネタならノンアダルトでもあり得ますから、雑談の中でこういった会話を出してくるお客さんもいるでしょう。しかし一般的にノンアダルトジャンルを利用するお客さんというのは、愚痴や悩みを聞いて欲しい・話し相手が欲しいといった場合が多いです。
ネット社会の現代では、ネット上でなら女性と会話ができても、リアルには会話ができないという男性もいますよね。そういった男性は、女性との会話を盛り上げるコツや女性慣れをするために利用する場合もあるんです。ノンアダルトでチャットをやってファン化しれくれれば、稼ぐことできるようになります。
また、女性のオナニー(自慰行為)では刺激が強すぎると感じるタイプの男性もいます。水着やコスプレ衣装で満足できる男性もいるのです。ノンアダルトジャンルで服を脱ぐことはありませんが、コスプレ衣装や水着姿をお客さんに求められる可能性はあるということを理解しておきましょう。
チャットレディの仕事は、女性が働きやすい方法を自由に選んで稼ぐことができます。
アダルトorノンアダルトというジャンルを選ぶ以外にも、働き方を選ぶことができますから、無理のない働き方をしましょう!
勤務方法について
チャットレディの仕事をする時には、通勤or在宅といった勤務方法を選ぶことができます。
自宅での仕事が難しい場合は通勤勤務を選び、通勤が難しい場合には在宅勤務を選ぶことができるため、自分のスタイルに合った働き方ができるのも特徴です。在宅チャットレディのメリット・デメリットを詳しく解説しているので合わせてお読みください。
通勤勤務をする場合には事務所が所有しているチャットルームで仕事をすることになり、在宅勤務の場合には自宅での仕事になります。
基本的に通勤勤務でも在宅勤務でもOKですが、最初に事務所と契約をした勤務方法を続けることになるのです。
しかし事務所によっては、日替わりで勤務方法を変えてもOK!という場合もあり、通勤・在宅をその日の都合で変更することもできます。
そして自分が契約をしている店舗(代理店を含む)しか通勤できない事務所もあれば、同じ系列店であれば違う店舗に通勤してもOK!という事務所もあります。事前に働き方や事務所の方針を確認してみて決めるのが良いでしょう。
自分の顔を出してお客さんとチャットをする顔出しでの仕事と、顔を出さずにお客さんとチャットをすることも選ぶことができます。「顔出しする・しない」を決めるのは自分自身ですから、事務所やサイトから強制されることはありません。
もし事務所から顔出しを強制されるようなことがあったら、すぐに退所すべき事務所と言えるでしょう。
そんあ悪質な事務所と付き合っていても良いことはありません。今すぐ別のところへ移籍することを検討すべきです。
身バレをしないためには顔を出さずに仕事をするのが1番ですが、顔出しをする場合でも化粧で変装すれば、身バレを防ぐことはできます。顔出しをしない場合には、口元から下がお客さんから見えるようにカメラの位置に注意して働くようにしましょう!
また、マスク着用での仕事がOKのサイトや事務所もありますが、中にはマスク着用が禁止されている場合もあります。
参考)マスク着用で顔バレが防止できるか!? アンケート取っています。
バーチャルチャットを取り入れているサイトもあり、チャットレディは声だけ出演で仕事することもできます。
自分の代わりにアバターを使ってチャットするから、お客さんに自分の姿を見られることはありません。
容姿に自信がない女性でも安心して働けますし、会話の内容さえ注意すれば身バレの心配もゼロと言えるでしょう!
ただし全てのサイトがバーチャルチャットをしているわけではありませんし、提携していない事務所もあります。ぶっちゃけ、声だけの出演でバーチャルチャットで稼ぐことは簡単ではありません。甘く考えない方が良いでしょう。
なお、声だけで出演する働き方を希望するなら、契約をする前に必ず確認するようにしましょう!

お客さんとチャットする以外にも、不労収益を得る方法もあります。
それは、お客さんとのチャット中に着た衣装や下着といったアイテムを、ライブチャットサイトを利用しているお客さんに販売するのです。有名人の愛用品などを売っている場所やサイトなどがありますよね?
それと同じイメージで、ライブチャットサイトの中にショップがあり、チャットレディが自由に販売できる仕様になっています。お客さんとのチャットだけでなく、自分のアイテムを販売して不労収入を得るのも、チャットレディの働き方の1つでしょう。
チャットレディの経験がない女性だと、稼ぐ=時給や日給というイメージが強いかもしれませんが、チャットレディの報酬システムは複数あって、その中から自分が納得できるシステムを選べるようになっています。
チャットレディの仕事内容や時給・給与などについて解説してきました。
アダルトジャンルはエッチな内容を求められることが多くなり、ノンアダルトジャンルはエッチな内容は禁止されています。
また報酬に関してもアダルトジャンルの方が報酬が良い傾向があり、報酬率が違う設定をしている事務所も多いでしょう。
募集広告などに記載されている時給は、あくまでも目安や平均ですから、面接時などにスタッフに確認をするようにしてください。
ただ、注意点としては「報酬率」にばかり注目して事務所選びしてしまうと、本来のノウハウ・稼ぐスキルが身につきません。最初は多少損だとしてもサポートが手厚い事務所に所属して、稼ぐノウハウを身につけることを優先すべきです。
事務所選びについてはエリア別の求人情報からお探しください。
稼げるようになったら、報酬率について交渉したり他事務所へ移籍するなど、さらにステップアップする方法を模索しましょう。