【女性の意見】結婚相手としてNGな条件1位は「借金」

30代〜40代女性が「アラフォー・アラフィフ男性」を結婚相手と考えたとき「絶対にNGだと思う条件は何か?』といったアンケートを取ってみました。結論からお伝えるすると、「借金」がワースト1位です。

借金の理由にもよりますが、ギャンブルや生活費のための借金だとしたら、それは大幅なマイナスイメージになることは間違いありません。

「なぜ借金が重要なのか?」

結婚は単なる感情の結びつきだけではなく、経済的パートナーシップでもあります。そのため、結婚相手の経済的責任感は、共に築く未来の基盤となります。借金が存在する場合、その理由や管理方法はこの責任感を反映し、結婚後の生活に直接的な影響を及ぼします。

「良い借金」と「悪い借金」の区分けを理解し、適切に対応する能力は、結婚生活における経済的な安定感を築く上で不可欠です。この観点から、借金の性質を見極めることは、結婚相手を選定する過程で極めて重要な判断基準の一つとなります。

良い借金と悪い借金とは!?

多くの女性が結婚相手に求める重要な条件の一つは、経済的な安定です。特に「借金」は、避けたい要素としてよく挙げられます。しかし、全ての借金が悪影響をもたらすわけではありません。重要なのは、「良い借金」と「悪い借金」を見極めることです。

「悪い借金」は、ギャンブルや無計画な消費、生活費のための繰り返し借り入れなど、リスクが高く将来の収入増加につながらないものです。これらは経済的な負担を増やし、結婚生活にも不安定要素をもたらします。

対照的に、「良い借金」は、教育や専門スキル習得のための学費ローン、不動産やビジネスへの投資ローンなど、将来的な収入や資産形成につながるものです。これらは適切に管理すれば、経済的リターンをもたらし、生活の質を向上させる可能性があります。

結婚相手を選ぶ際には、単に借金の有無だけでなく、その借金がどのような目的で、どのように管理されているのかを把握することが重要です。良い借金は経済的な成長に貢献する可能性があり、悪い借金は経済的な負担を増やすだけでなく、将来にわたる関係にも悪影響を与えかねません。

経済的安定性は結婚生活の土台を築く上で不可欠です。特に女性は、経済面での不安定さ、例えばパートナーの借金は大きな心配事となります。なぜなら、これは将来の計画や子育てにおける安心感を脅かす要因になり得るからです。借金の存在は、金銭管理の問題や過去の無計画な支出の可能性を示し、結婚生活における信頼と安定性を損なうリスクがあります。

経済的責任感は家族を支える上での鍵です。
信頼を築くためには、金銭管理能力を高め、計画的な支出を心がけることが重要です。経済的安定は単なる物質的な安心だけでなく、お互いの成長と困難を乗り越える力の源泉となります。借金を減らし、責任ある金銭管理を実践することは、より満足で充実した結婚生活への道を開きます。これは単に「妥協」することではなく、愛する人との未来のために、今日から行動を始めることを意味します。

アンケートを参考にしながら「アラフォー・アラフィフ男性の婚活」について考えてみます。

30代〜40代女性の結婚観について
  • 本気で婚活して早く結婚したいと考えている人
  • 半ば結婚を諦めつつ仕事と自分の時間を優先している人
  • 焦りを感じることなく、マイペースに婚活している人
  • 周りの人の話を聞いて、結婚する気持ちが失せてる人

など、結婚への意識も様々です。

婚活に対する考え方は人それぞれ異なります。一部の人々は、自己成長やキャリアの発展、自己実現に重点を置き、現在のライフスタイルに満足しているため、必ずしも婚活を重要視していません。日本では晩婚化が進行し、多くの人が30代や40代で結婚せず、趣味や仕事に専念しています。

特にキャリアを重視する人は、仕事に集中するため結婚への関心が薄く、成功を目指しています。また、趣味や友人との交流を大切にする人は、旅行やスポーツ、音楽などを楽しみ、恋人やパートナーがいなくても充実した生活を送っています。さらに、自己啓発やスキルアップに励む人もおり、独自のライフスタイルを築いています。

婚活を無理して行わない人たちは、自分らしい生活を送るために、キャリアや趣味、友人との交流、独自のライフスタイルを重視しています。自分にとって何が大切かを見つめ直し、それに従って自分らしい人生を築いているのです。

アンケートは30代〜40代の未婚女性50人へお願いしました

内容は、アラフォー、アラフィフ男性と結婚するとして絶対NGだと思う条件を3つ挙げてください。

  • 身長160センチ未満
  • 身長170センチ未満
  • 年収が低い
  • 正社員でない
  • 頭が薄い(ハゲてる)
  • 肥満体型
  • 離婚歴がある
  • 借金がある
  • 貯金がゼロである
  • 競馬、競艇など賭け事をする
  • 男性が親と同居している
  • ファッションがダサイ
  • オヤジ臭がする

この中からNGだと思うものを3つ挙げてもらいました。
結果はこのようになりました。

  • 身長160センチ未満・・・2
  • 身長170センチ未満・・・1
  • 年収が低い・・・14
  • 正社員でない・・・8
  • 頭が薄い(ハゲてる)・・・2
  • 肥満体型・・・4
  • 離婚歴がある・・・2
  • 借金がある・・・45
  • 貯金がゼロである・・・18
  • 競馬、競艇など賭け事をする・・・28
  • 男性が親と同居している・・・1
  • ファッションがダサい・・・0
  • オヤジ臭がする・・・1

30代〜40代未婚女性「男性の借金あり」は9割がNG

NG条件としてダントツで多いのが「借金」です。実に回答者の9割が借金あったらNGとしています。

これから結婚してパートナーになる男性に借金があるということは、経済的にデメリットが大きすぎるのです。
借金の質にもよると思いますが、ここでいう借金とは持ち家、投資用不動産、車の借金とは違います。

借金は「絶対NG」な条件となり得る!

過度な消費やギャンブルで借金を背負った男性は、返済を最優先する必要があるため、使える資金が少なくなり、生活の質が低下するリスクが高まります。多くの場合、これらの男性は消費者金融から資金を借り入れていることが一般的です。しかし、出会いの場において、借金を持っていることは大きなマイナスポイントとなるでしょう。事実、多くの女性は、婚活の際に「借金のある男性は選ばない」という条件を設けているのが現実です。

そのため、借金を抱えた男性は、まずは借金返済に専念するべきです。

例えば、高級レストランでしょっちゅう食事したり、ブランド品の購入など、贅沢な消費を続けた結果、借金がある場合、その返済に時間と労力を割かなければなりません。このような状況下では、お見合いパーティーや合コンに参加しても、相手に借金があることを知られると、信頼を失い、関係が進展しない可能性が高いです。

そこで、まずは借金を返済することに集中し、無理のない範囲で生活費を節約しましょう。無駄な出費を減らし、収入を増やすために副業を始めるなど、借金を早期に完済する努力が求められます。借金がなくなり、経済的な安定を取り戻した上で、再び出会いの場に参加することで、より良い結果が得られるでしょう。

このようなことから、現在借金を抱えてるなら、婚活の前にやるべきことは借金返済であることは言うまでもありません。
まずは仕事に集中し、副業・バイトしてでも、借金を返す・精算することからスタートするべきなのです。

借金返済の重要性を理解した上で、さらに避けるべきは、無計画な賭け事です。競馬や競艇などの賭け事は、一時的な興奮や利益の可能性にもかかわらず、長期的には財政状況を悪化させるリスクが高いです。これは、不潔な印象や貯金の不足と同様に、婚活においてマイナスの印象を与える要因となり得ます。責任ある金銭管理と、健全なライフスタイルが、婚活成功の鍵となります。

次にNG回答として多かったのは、「競馬、競艇など賭け事をする」という項目です。
さらに「不潔な印象を受ける」が3番目となっていて、1票差で「貯金がゼロである」が4番目になっています。

借金がある・経済力無いはNG

経済力が無い人は結婚相手として見ることができないということです。
ちなみにこの年代の女性が求める年収・貯蓄額に関するアンケートをもとにした記事もあります。
こちらも合わせてお読みください。

→参考)女性が求める最低年収・貯金額はいくら!?

不潔な印象もマイナス

3番目になった「不潔な印象を受ける」は注目すべき項目です。
女性がNGとして挙げた項目のほとんどが「経済力」に関する項目でしたが、その中で不潔な印象をNGに選んでいる女性が多くいます。

経済力に匹敵するほどNGな項目だということです。

逆を言えば、経済力ある男性なら「不潔」じゃなきゃ検討の余地ありと言えるのかもしれません。

「年収が低い」より「不潔な印象を受ける」のほうがダメと考える女性が多いということなので、年収は低いけど、倹約家でコツコツ貯蓄してきた自信ある男性なら、清潔な印象を与えることを心がければ、可能性があるということになります。

年収は低いけど貯蓄があるなら・・・

婚活において年収が低いとお見合いが成立しづらくなってしまいます。どうしてもお相手女性は「年収」について条件を求めてくる傾向にあるのです。もし、お見合いが成立しないで悩んでいるなら、思い切って貯蓄をアピールしてみると良いかもしれません。例えば、プロフィール情報でさりげなく貯蓄をアピールすることで、お見合い成立率がアップすることもあるでしょう。

結婚において男性の経済力が条件になってしまうのはどうして!?

  • 結婚後の経済的負担
  • 育児休暇による収入減少
  • 男性の収入に対する社会的評価

結婚相手に男性の経済力が求められる理由は、様々な要因が絡み合っています。

例えば、結婚後には二人で生活をするため、生活費や住宅費、教育費など、結婚後の人生における経済的な負担が発生します。

新婚生活を始めるための「住まい」ひとつとっても、共働きで交通の便の良い地域に狙って家を探せば、家賃はとても高いです。仮に新居を購入となれば、昨今は不動産価格も高騰しており、東京都心で購入を検討するなら1億以上が当たり前になりつつあります。むしろ、東京23区内の駅近であれば戸建て・マンションどちらも1億では買える物件は限られています。

また、子育てをすることになった場合には、女性が育児休暇を取ることが一般的であり、収入が減少することが多くなります。夫婦共働き世帯であっても育児休暇中やその後の仕事状況によっては収入が減ることになります。そのため、女性が結婚相手に求めるのは、男性の経済的な安定感や、将来にわたって安心して生活できるだけの経済力があるかどうかになります。

また、社会的な影響も大きいと考えられます。男性は仕事や収入に対して社会的な評価を受けることが多く、それが結婚相手に求められることに繋がっている可能性があります。さらに、男性の収入が高ければ、子供を育てるだけの余裕ができるため、子孫繁栄の観点からも経済的な安定は重要視されているのかもしれません。

経済力が全てじゃない

ただし、経済力だけが結婚相手に求められるわけではありません。相手の人柄や性格、趣味や考え方など、様々な要素が結婚相手の選択に関わっています。女性が経済力を重視するのは、結婚生活の安定に直結する重要な要素であるためであり、あくまでも一つの要素に過ぎません。

仮に年収3000万円あるからといって、婚活すれば選び放題なんてことはありません。相手だって理想の異性像があるわけで、年収が高いことでお見合いを組める確率は相当高くなりますが、それが交際へ発展するかどうはわかりません。むしろ、本来の自分が理想とするような異性は振り向いてくれないと感じることもあるでしょう。