【女性の意見】結婚相手としてNGな条件1位は「借金」

30代〜40代女性が「アラフォー・アラフィフ男性」を結婚相手と考えたとき「絶対にNGだと思う条件は何か?』といったアンケートを取ってみました。結論からお伝えるすると、「借金」がワースト1位です。

借金の理由にもよりますが、ギャンブルや生活費のための借金だとしたら、それは大幅なマイナスイメージになることは間違いありません。

「借金がNG条件になる理由」

結婚は単なる感情の結びつきだけではなく、経済的パートナーシップでもあります。そのため、結婚相手の経済的責任感は、共に築く未来の基盤となります。借金が存在する場合、その理由や管理方法はこの責任感を反映し、結婚後の生活に直接的な影響を及ぼします。

「良い借金」と「悪い借金」の区分けを理解し、適切に対応する能力は、結婚生活における経済的な安定感を築く上で不可欠です。この観点から、借金の性質を見極めることは、結婚相手を選定する過程で極めて重要な判断基準の一つとなります。

参考)国が認めた借金返済制度

国が認めた借金救済制度には主に以下の2種類があります。

債務整理
過払い金返還請求

債務整理にはさらに4つの方法があります。

任意整理 – 裁判所を通さず債権者と直接交渉して返済条件を変更する方法
個人再生 – 裁判所の許可を得て借金を5分の1から10分の1程度に減額する方法
自己破産 – 裁判所の許可を得て借金の返済を免除してもらう方法
特定調停 – 裁判所が仲介して債権者と返済方法を話し合う方法

過払い金返還請求は、2006年1月13日以前に借りたお金について、法律の上限を超えて支払った利息を取り戻す手続きです。これらの制度にはそれぞれメリット・デメリットがあり、利用には費用もかかります。また、信用情報機関に情報が登録されるなどの影響もあるため、慎重に検討する必要があります。

多重債務に関する相談窓口

良い借金と悪い借金とは!?

多くの女性が結婚相手に求める重要な条件の一つは、経済的な安定です。特に「借金」は、避けたい要素としてよく挙げられます。しかし、全ての借金が悪影響をもたらすわけではありません。重要なのは、「良い借金」と「悪い借金」を見極めることです。

「悪い借金」は、ギャンブルや無計画な消費、生活費のための繰り返し借り入れなど、リスクが高く将来の収入増加につながらないものです。これらは経済的な負担を増やし、結婚生活にも不安定要素をもたらします。

対照的に、「良い借金」は、教育や専門スキル習得のための学費ローン、不動産やビジネスへの投資ローンなど、将来的な収入や資産形成につながるものです。これらは適切に管理すれば、経済的リターンをもたらし、生活の質を向上させる可能性があります。

結婚相手を選ぶ際には、単に借金の有無だけでなく、その借金がどのような目的で、どのように管理されているのかを把握することが重要です。良い借金は経済的な成長に貢献する可能性があり、悪い借金は経済的な負担を増やすだけでなく、将来にわたる関係にも悪影響を与えかねません。

ある程度の「良い借金」があることはポジティブに捉えています。それは、その人が自己投資や将来のビジョンを持っているということだと思うんです。学費ローンを組んで勉強している人や、計画的に不動産投資をしている人を見ると、向上心や経済感覚の良さを感じます。もちろん、返済計画がしっかりしていることが前提ですが。ただ無借金で何もチャレンジしない人より、未来に向けて積極的に行動している人の方が魅力的に感じます。大切なのは、お金の使い方や考え方が自分と合うかどうかだと思います。

借金の種類を見極めるのは大切だと思います。でも正直、どんな借金でも不安は消えないですね。例えば、学費ローンで高い学歴を得たとしても、それが必ずしも安定収入に繋がるとは限りません。不動産投資だって、市場の変動次第では大きな損失を被る可能性もあります。だから私としては、たとえ「良い借金」と言われても、結婚相手の経済状況はできるだけクリーンな方が安心です。将来のことを考えると、借金がないことが一番理想的だと思います。

住宅ローンと借金

両者は借金という点で共通していますが、目的、担保の有無、返済期間、金利、税制優遇などの点で大きく異なります。住宅ローンは長期的な資産形成の一環として捉えられることが多いのに対し、一般的な借金は短期的な資金需要に対応するものと考えられています。

結婚生活における経済的安定

経済的安定性は、老後まで見据えた結婚生活の土台を築く上で不可欠です。特に女性にとって、経済面での不安定さ、例えばパートナーの借金は大きな心配事となります。なぜなら、これは将来の計画や子育て、そして老後の生活における安心感を脅かす要因になり得るからです。

借金があることは、金銭管理の問題や過去の無計画な支出の可能性を現している可能性が高く、結婚生活における信頼と安定性を損なうリスクがあります。一方で、計画的な貯蓄は、将来の経済的安定性を高め、夫婦で協力して老後まで見据えた人生設計を立てる上で重要な要素となります。

経済的責任感は家族を支える上での鍵です。
信頼を築くためには、金銭管理能力を高め、計画的な支出を心がけることが重要です。経済的安定は単なる物質的な安心だけでなく、お互いの成長と困難を乗り越える力の源泉となります。借金を減らし、責任ある金銭管理を実践することは、より満足で充実した結婚生活への道を開きます。これは単に「妥協」することではなく、愛する人との未来のために、今日から行動を始めることを意味します。

アンケートを参考にしながら「アラフォー・アラフィフ男性の婚活」について考えてみます。

30代〜40代女性の結婚観について
  • 本気で婚活して早く結婚したいと考えている人
  • 半ば結婚を諦めつつ仕事と自分の時間を優先している人
  • 焦りを感じることなく、マイペースに婚活している人
  • 周りの人の話を聞いて、結婚する気持ちが失せてる人

など、結婚への意識も様々です。

30〜40代女性が考える結婚や仕事・趣味について

婚活に対する考え方は人それぞれ異なります。一部の人々は、自己成長やキャリアの発展、自己実現に重点を置き、現在のライフスタイルに満足しているため、必ずしも婚活を重要視していません。日本では晩婚化が進行し、多くの人が30代や40代で結婚せず、趣味や仕事に専念しています。

特にキャリアを重視する人は、仕事に集中するため結婚への関心が薄く、成功を目指しています。また、趣味や友人との交流を大切にする人は、旅行やスポーツ、音楽などを楽しみ、恋人やパートナーがいなくても充実した生活を送っています。さらに、自己啓発やスキルアップに励む人もおり、独自のライフスタイルを築いています。

婚活を無理して行わない人たちは、自分らしい生活を送るために、キャリアや趣味、友人との交流、独自のライフスタイルを重視しています。自分にとって何が大切かを見つめ直し、それに従って自分らしい人生を築いているのです。

アンケートは30代〜40代の未婚女性50人へお願いしました

内容は、アラフォー、アラフィフ男性と結婚するとして絶対NGだと思う条件を3つ挙げてください。

  • 身長160センチ未満
  • 身長170センチ未満
  • 年収が低い
  • 正社員でない
  • 頭が薄い(ハゲてる)
  • 肥満体型
  • 離婚歴がある
  • 借金がある
  • 貯金がゼロである
  • 競馬、競艇など賭け事をする
  • 男性が親と同居している
  • ファッションがダサイ
  • オヤジ臭がする

この中からNGだと思うものを3つ挙げてもらいました。
結果はこのようになりました。

  • 身長160センチ未満・・・2
  • 身長170センチ未満・・・1
  • 年収が低い・・・14
  • 正社員でない・・・8
  • 頭が薄い(ハゲてる)・・・2
  • 肥満体型・・・4
  • 離婚歴がある・・・2
  • 借金がある・・・45
  • 貯金がゼロである・・・18
  • 競馬、競艇など賭け事をする・・・28
  • 男性が親と同居している・・・1
  • ファッションがダサい・・・0
  • オヤジ臭がする・・・1

30代〜40代未婚女性「男性の借金あり」は9割がNG

NG条件としてダントツで多いのが「借金」です。実に回答者の9割が借金あったらNGとしています。

これから結婚してパートナーになる男性に借金があるということは、経済的にデメリットが大きすぎるのです。
借金の質にもよると思いますが、ここでいう借金とは持ち家、投資用不動産、車の借金とは違います。

借金は「絶対NG」な条件となり得る!

過度な消費やギャンブルで借金を背負った男性は、返済を最優先する必要があるため、使える資金が少なくなり、生活の質が低下するリスクが高まります。多くの場合、これらの男性は消費者金融から資金を借り入れていることが一般的です。しかし、出会いの場において、借金を持っていることは大きなマイナスポイントとなるでしょう。事実、多くの女性は、婚活の際に「借金のある男性は選ばない」という条件を設けているのが現実です。

そのため、借金を抱えた男性は、まずは借金返済に専念するべきです。

例えば、高級レストランでしょっちゅう食事したり、ブランド品の購入など、贅沢な消費を続けた結果、借金がある場合、その返済に時間と労力を割かなければなりません。このような状況下では、お見合いパーティーや合コンに参加しても、相手に借金があることを知られると、信頼を失い、関係が進展しない可能性が高いです。

そこで、まずは借金を返済することに集中し、無理のない範囲で生活費を節約しましょう。無駄な出費を減らし、収入を増やすために副業を始めるなど、借金を早期に完済する努力が求められます。借金がなくなり、経済的な安定を取り戻した上で、再び出会いの場に参加することで、より良い結果が得られるでしょう。

このようなことから、現在借金を抱えてるなら、婚活の前にやるべきことは借金返済であることは言うまでもありません。
まずは仕事に集中し、副業・バイトしてでも、借金を返す・精算することからスタートするべきなのです。

借金返済の重要性を理解した上で、さらに避けるべきは、無計画な賭け事です。競馬や競艇などの賭け事は、一時的な興奮や利益の可能性にもかかわらず、長期的には財政状況を悪化させるリスクが高いです。これは、不潔な印象や貯金の不足と同様に、婚活においてマイナスの印象を与える要因となり得ます。責任ある金銭管理と、健全なライフスタイルが、婚活成功の鍵となります。

次にNG回答として多かったのは、「競馬、競艇など賭け事をする」という項目です。
さらに「不潔な印象を受ける」が3番目となっていて、1票差で「貯金がゼロである」が4番目になっています。

借金がある・経済力無いはNG

経済力が無い人は結婚相手として見ることができないということです。
ちなみにこの年代の女性が求める年収・貯蓄額に関するアンケートをもとにした記事もあります。
こちらも合わせてお読みください。

→参考)女性が求める最低年収・貯金額はいくら!?

不潔な印象もマイナス

3番目になった「不潔な印象を受ける」は注目すべき項目です。
女性がNGとして挙げた項目のほとんどが「経済力」に関する項目でしたが、その中で不潔な印象をNGに選んでいる女性が多くいます。

経済力に匹敵するほどNGな項目だということです。

逆を言えば、経済力ある男性なら「不潔」じゃなきゃ検討の余地ありと言えるのかもしれません。

「年収が低い」より「不潔な印象を受ける」のほうがダメと考える女性が多いということなので、年収は低いけど、倹約家でコツコツ貯蓄してきた自信ある男性なら、清潔な印象を与えることを心がければ、可能性があるということになります。

年収は低いけど貯蓄があるなら・・・

婚活において年収が低いとお見合いが成立しづらくなってしまいます。どうしてもお相手女性は「年収」について条件を求めてくる傾向にあるのです。もし、お見合いが成立しないで悩んでいるなら、思い切って貯蓄をアピールしてみると良いかもしれません。例えば、プロフィール情報でさりげなく貯蓄をアピールすることで、お見合い成立率がアップすることもあるでしょう。

結婚において男性の経済力が条件になってしまうのはどうして!?

  • 結婚後の経済的負担
  • 育児休暇による収入減少
  • 男性の収入に対する社会的評価

結婚相手に男性の経済力が求められる理由は、様々な要因が絡み合っています。

例えば、結婚後には二人で生活をするため、生活費や住宅費、教育費など、結婚後の人生における経済的な負担が発生します。

新婚生活を始めるための「住まい」ひとつとっても、共働きで交通の便の良い地域に狙って家を探せば、家賃はとても高いです。仮に新居を購入となれば、昨今は不動産価格も高騰しており、東京都心で購入を検討するなら1億以上が当たり前になりつつあります。むしろ、東京23区内の駅近であれば戸建て・マンションどちらも1億では買える物件は限られています。

また、子育てをすることになった場合には、女性が育児休暇を取ることが一般的であり、収入が減少することが多くなります。夫婦共働き世帯であっても育児休暇中やその後の仕事状況によっては収入が減ることになります。そのため、女性が結婚相手に求めるのは、男性の経済的な安定感や、将来にわたって安心して生活できるだけの経済力があるかどうかになります。

また、社会的な影響も大きいと考えられます。男性は仕事や収入に対して社会的な評価を受けることが多く、それが結婚相手に求められることに繋がっている可能性があります。さらに、男性の収入が高ければ、子供を育てるだけの余裕ができるため、子孫繁栄の観点からも経済的な安定は重要視されているのかもしれません。

経済力が全てじゃない

結婚相手を選ぶ際には経済力だけでなく、人柄や性格、価値観なども重要な要素です。女性が経済力を重視するのは、結婚生活の安定を求めるからですが、それはあくまで一つの要素に過ぎません。

高い年収があれば、お見合いのチャンスは増えるかもしれませんが、それが交際に発展するかは別問題です。むしろ、自分の理想とする異性からは関心を持ってもらえないことも考えられます。

ここで重要なのは、結婚相手選びにおいて自分にとって本当に大切な要素は何かを見極めることです。経済力だけでなく、相手の人となりや、共に歩んでいけるかどうかを総合的に判断する必要があります。
また、自分自身も魅力的な存在であることが求められます。単に高収入を求めるだけでなく、自分も相手に愛される人間性を磨くことが大切です。
結婚は人生の大きな岐路です。相手選びには慎重になるべきですが、同時に自分自身も成長し、よりよいパートナーシップを築けるよう努力することが肝要だと言えるでしょう。